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あかべら
20代の高校教員です!
セミリタイアを目指して日々勉強しています。
教育とお金の情報を発信していきます。
よろしくお願いします!

教員が年休をフル消化する方法

こんにちは!高校教員のあかべらです!

皆さんは年休をどれくらい取得できているでしょうか?

私の自治体では、1年間に年次有給休暇(年休)20日、夏季休暇5日が与えられます。

年休20日間は翌年度に繰り越すことができます。

年休を泣く泣く捨てている先生もいらっしゃいますが、私はこれまで年休を捨てたことがありません(まだ数年のキャリアですが)。

つまりフル消化しています!

今回は私が年休を使うために意識していることをお話しします。

目次

年休のご利用は計画的に!

1年間で20日間ということは、1か月あたり約1.7日間使えば使い切れるという計算になります。

今月は何日くらい使おうと計画を立てて利用すれば、取得率は上がります

余裕があったら年休を取ろうという考えでいると、気づいたら3月になって捨てるということになってしまうかもしれません。

計画的に利用するという点で意外と重要なのは、前日までに申請することです

前日までに申請することで、仕事を終わらせないと年休が無駄になってしまうと考えるようになります。

当日申請もできますが、仕事が終わる目処が立たず、今日は無理だなと判断して結局年休を使わないというパターンが見受けられます。

また、3月末に残り20日間に調整する必要はありません

もっと年休を使えるのに、残り20日間になったからそれ以上使わないという調整はしなくて良いという意味です。

20日以上残っている場合はできるだけ20日に近づけましょう。

3月末に20日間残っているとそのまま繰り越されて残り、4月に20日間加算されて40日間となります。

40日間にしたところで、その年度に20日間使い切れるかわかりませんし、退職する年に40日間残っていたとしても流石に使いきれません。

私は3月末に残り5日くらいでも良いと思っていますが、中々そこまで使うことはできません。

数年かけて調整していきたいと考えています。

年休を取りやすい時間帯・時期

私の自治体では1時間単位で年休を取得できます。

民間企業では半日単位でしか取得できないところもあるので、だいぶ使い勝手が良いです。

以下、年休を取得しやすい時間帯や時期についてまとめました。

朝、1〜2時間年休を取るのはおすすめです。

早起きしなくていいし、満員電車に乗らなくていいし、社長出勤のような感じで気分は最高です!

ただ、担任の先生や1時間目に授業がある先生には取りにくい時間帯です。

高校では、3年生の授業がなくなる3学期が狙い目です

放課後早く帰るというのは意外と難しいです。

部活動や生徒対応、他の先生からの仕事依頼など、やることが次から次へと出てくるからです。

土曜日の午後

土曜日に授業のある学校に勤務している場合は、土曜の午後に年休を取るのもおすすめです。

土曜日は午前授業ですから、平日より余裕が生まれます。

ネックとなるのは、部活動でしょうか。

ご自身が主顧問の場合、副顧問にお願いする日があっても良いと思います。

長期休暇(春・夏・冬休み)

ここが大本命でしょう。

教員は長期休暇中も仕事がありますが、他の職業と比べてまとまった休みが取りやすいと思います。

しかし、夏休みは夏季休暇が5日もあるので、そこまで年給を使えないかもしれません。

特に2020年は新型コロナウイルスの影響で夏休みが短縮となったため、私は夏季休暇の取得だけでいっぱいいっぱいでした。

通常通りの夏休みであれば、夏季休暇+3日(できれば5日)くらいは休みたいと考えています。

冬休みは学校が閉まっている期間も長いので、まとまった休みが取りやすいです。

春休みは新年度の準備で忙しくなりますが、私は4月2日、3日のどちらかは休んで4月の忙しさを乗り切るための充電期間としています。

定期考査中

試験中は授業や部活動がないので、年休が取りやすいです。

テストの作成や採点に時間がかかるので余裕のないときは年休の取得が難しくなります。

早めにテストを作成してのんびり過ごす日を生み出しましょう。

年休を使うための残業はありか?

私はありだと考えています。

明日の朝休みたいから前日残業したり、朝年休取ったけど残業してしまったりしています😅

しかし、朝ゆっくり過ごせることのメリットの方が多いと感じているので後悔はしていません。

自主的な時差通勤です。

もちろん、残業時間を減らす努力も必要です。

勤務時間中は集中して取り組むことが一番大切だと思います。

年休を使うことばっかりを考えて、授業準備やその他の仕事のクオリティが下がると、同僚に休むことばかり考えていると思われてしまいます。

人間関係が悪化すると働きにくくなってしまうので、本末転倒にならないよう気をつけたいですね。

1年目の先生へ

私の自治体では、採用1年目の4月に20日間の年休が与えられました。

本来、有給は6か月間勤務を継続し、勤務日の80%以上働いた場合に与えられるものです。

働き始めの4月から年休を使えるというのは、とても恵まれています。

1年目の先生は忙しさや周りの先生にどう思われるか気になって、年休を使いにくいと思います。

それに、1年目に年休を1時間も使わなくても、すべて繰り越せるので、損することもありません。

ただ、1年目である程度年休を使っておくと、2年目以降に年休を捨てる可能性を低くすることができます。

長期休業中などに計画的に年休を使い、体を休める時間を作りましょう。健康が一番です。

まとめ

学期期間中は時間単位で、長期休暇中は1日単位で取得するというのが、私の年休使用パターンです。

年休を取得して休養したり、自分の趣味に使ったりすると人生の充実度が上がります。

先生自身が元気であることが生徒のためにもなります。

積極的に年休を使って健康的に働いていきたいですね。

私の職場では年休を取ることに嫌悪感を見せる先生方はおらず、むしろ「休めるときに休まないとだめだよ〜」と声をかけてくれます。

年休を取りやすい職場の雰囲気が一番大事なのかもしれません。

それでは、また👋

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