こんにちは!高校教員のあかべらです。
私事で恐縮ですが、
2022年3月に純資産1,000万円に到達しました!
家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査] 令和3年調査結果によると、20代の単身世帯で金融資産保有額1000万円以上の割合は4.6%でした。
「普通」に生活していたらなかなか1,000万円は貯まりません。
しかし、正規の教員であれば、20代で1,000万円貯めることは十分可能だと思います。
資産は、「収入ー支出+運用利益」で表すことができます。
つまり、資産を増やすには、
- 支出を減らす
- 収入を増やす
- 運用利益を増やす
このどれか、または全てを実践する必要があります。
この記事では、上記3つのことについて筆者が実践したことを紹介します。
どれか実践するだけでも効果があると思います。
できることから始めて資産を増やしていきましょう!
家計の把握
①家計簿をつける
資産を増やしていく上で、現状を知ることが大事です。
毎日家計簿をつけるのは大変かもしれませんが、マネーフォワードMEのようにクレジットカードや銀行口座と連携してほぼ自動で家計簿を付けてくれるものもあります。
私は2020年まで紙の家計簿を使っていましたが、あまり継続できず久しぶりに計算してみると金額がずれている、なんてことも多々ありました。
2021年からはExcelで管理するようにしました。
総資産や貯蓄率が把握できるようになり、資産形成のモチベーションが上がりました。
支出を減らす
手軽に始められて、効果が大きいのが支出の削減です。
我慢しすぎるとストレスが溜まるので、生活の満足度を下げずに支出を減らすことがポイントです。
②実家暮らし
私が支出を抑えられている大きな要因は実家暮らしです。
実家には毎月45,000円納めています。
また、車を保有しているので駐車代月7,500円かかっています。
結構払っていると感じることもありますが、一人暮らしをしているよりお金と時間に余裕があると思います。
③格安SIMに変更
以前は大手キャリアを使っていて月6,000円ほどかかっていました。
現在は楽天モバイルに変更し月約2,200円払っています。
最初の1年間は無料のキャンペーンをやっていたので、とてもお得でした。
大手キャリアの解約手数料として約1万円かかりましたが、トータルで見ると十分元は取れました。
一度変えるとその効果がずっと続いていくものなので固定費の見直しは大切です。
④ふるさと納税
ふるさと納税とは?
実質負担2,000円の「寄附」という形でお好きな地域を応援できる仕組みです。
ふるなびHP
返礼品として、肉やウナギ、カニなどの食料品、ティッシュやトイレットペーパーなどの日用品を選びました。
贅沢な品物も満足感は高いですが、日用品を選ぶことで生活費を削減することができます。
運ぶのに手間のかかるティッシュやトイレットペーパーを家まで届けてもらえる点もメリットの一つです。
⑤生命保険を解約
学校で保険会社の営業を受けて加入した生命保険。
自分に保険が必要かわかっていませんでした。
誰かを養っているわけではないので必要ないと判断し解約しました。
⑥自販機を利用しない
学校にも自販機が置かれていますが、ほとんど利用したことがありません。
外の自販機に比べればかなり安いですが、自宅から水筒を持っていけば安上がりです。
水筒を家に忘れてしまったときは水道水を飲んでいます。
収入を増やす
⑦部活動
中学・高校教員が手っ取り早く収入を増やすには、休日の部活動に従事することでしょう。
最低賃金以下とはいえ、数千円の手当も積み重なれば相当額になります。
ただし、自身の健康が大事なので無理は禁物です。
⑧教科に関する副業
公務員の副業は制限されており、収入を増やすのは難しいです。
でも諦める必要はありません。
教育に関する副業であれば許可が出やすいです。
私は教科に関する仕事に従事しており、経験が積めることはもちろん、貴重な副収入となっています。
⑨ポイント
楽天のスーパーセールやお買い物マラソンを利用して楽天ポイントをたくさん獲得しています。
楽天ポイントはこれまで累計10万ポイント以上獲得しており、バカにできない額になってきました。
店舗での買い物では、できるだけクレジットカードで支払いをしてポイントを貯めるようにしています。
気をつけているのは、ポイントを得るために無駄な買い物をしていないかという点です。
本当に必要なものだけを買うようにして、支出の増大にならないよう意識しています。
運用利益を増やす
資産1,000万円を達成する上で大きく影響したのが投資です。
投資を始めていなかったら、あと1年後にずれ込んでいたと思います。
⑩貯蓄型保険を解約
学校で保険会社の営業を受けて加入したドル建ての貯蓄型保険。
高い手数料を払って投資をしていることに気づき解約しました。
約47万円の損失を出しましたが、良い勉強になりました。
⑪高配当株投資
2020年2月に日本の高配当株投資、2020年4月に米国の高配当株投資を始めました。
配当金は完全な不労所得であり、インデックス投資のように取り崩す必要がないので、買った後の管理が楽です。
2022年3月時点でこれまでの受取配当金累計額が10万円を超えました。
高配当株投資は暴落時に買えれば、含み益と配当の両取りができて良いのですが、暴落を待っているだけでは機会損失になってしまいます。
そこで、2022年4月からVYMを毎月3株買うように積み立て設定しました。
暴落時に買い増せるように現金も用意しています。
⑫インデックス投資
2020年5月につみたてNISAを始めました。
2021年1月からは特定口座でのインデックス投資もはじめ、毎月5万円積み立てています。
現在投資している銘柄は以下の通りです。
銘柄 | 口座 | 金額 |
---|---|---|
eMAXIS Slim 米国株式(S&P 500) | 積立NISA | ¥33,333 |
eMAXIS Slim 米国株式(S&P 500) | 特定 | ¥15,000 |
eMAXIS Slim 新興国株式インデックス | 特定 | ¥3,667 |
コロナショック後に始めたこともありそれなりの額の含み益が発生しています。
資産1,000万円を達成して感じたこと
心の余裕が生まれる
1,000万円あれば現在の支出額で計算すると6~8年ほどは生活できます。
生活防衛資金だけでも2~3年分は確保しました。
仕事を辞めても何とかなるだろうと思えるようになりました。
新たな挑戦への気持ちが高まる
心に余裕は生まれたことで、新しいことに挑戦したいという気持ちが高まっています。
まずは一人暮らしです。
実家にいれば、家計の負担は少ないですが、そろそろ独立しても良い頃合いだと考えています。
新しい働き方にチャレンジしたい気持ちも高まってきています。
学校自体は好きなので、転職はほとんど考えていません。
非常勤×副業が理想の働き方になりそうです。
うまくいかなくても、教職の人気が低迷し倍率も下がっているので、もう一度採用試験受ければ受かると思います。
まとめ
本記事では、資産1,000万円を突破した20代教員が実践してきたことを紹介しました。
支出を減らす、収入を増やす、運用利益を増やす、どれも大事ですが、私が1,000万円を達成する追い風になったのは間違いなく投資です。
個別株の集中投資で一発当てたわけではなく、コツコツ買うことで資産を増やしてきました。
家計を把握し継続して投資に取り組む習慣ができたのが一番の収穫です。
今回は急激な円安により資産が拡大したので、また1,000万円を切ることがあるかもしれません。
もしそうなったとしても、今の習慣を続けていけば多少の増減があっても資産は増えていくと思います。
1,000万円を突破したことで生活が大きく変わるわけではありませんが、心の余裕が生まれます。
今回紹介した実践が皆様の資産形成のお役に立てれば幸いです。
それでは、また👋
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