こんにちは!高校教員のあかべらです。
2024年も3分の1が終わりました。今年スタートした新NISA。皆さんはどのように活用しているでしょうか?
私はNISA枠で投資信託を中心に購入しています。
この記事では、アラサー教員の新NISAを踏まえた投資方針と2024年3月末のポートフォリオを公開しています。
この記事をおすすめしたい人
・これから投資を始めようと思っている先生
・投資を始めたばかりの先生
よろしければ、過去の記事もご覧ください。
新NISAの方針
投資信託を中心に買います!
私の投資方針は「インデックス投資×配当金投資」の二刀流です。新NISAでは成長投資枠も投資信託を中心に買うことにしました。配当金に税金がかからなくなるのはとても魅力的ですが、投資信託の方が効率よく資産を拡大できると考えたためです。NISA枠を使い切って、それでも資金が余っていたら高配当株を特定口座で買うつもりです。しばらくは投資信託のみで行きたいと思います。
今年(2024年)にNISA枠で購入した商品は以下の通りです。ちなみに今年は、NISA枠以外を含めても4月末までにこの3商品とドル建てMMFしか買っていません。
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
- eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)
- アドバンス・レジデンス投資法人(J-REIT)
なんでJ-REITが入っているの?
早くも投資方針が揺らいでいるじゃない!
その通りです。早速揺らぎました…
J-REIT を購入した理由
REIT(リート)とは、投資者から集めた資金で不動産への投資を行い、そこから得られる賃貸料収入や不動産の売買益を原資として投資者に配当する商品
三井住友トラスト・アセットマネジメントHP
日本のREITのことをJ-REITと言うよ!
①J-REITが下落していたから
2024年3月上旬にJ-REITは下落しており、分配金利回りも上昇していました。配当金・分配金狙いの投資はいくらで買うかが非常に重要です。投資するのにふさわしい時期と判断し購入に至りました。4月末現在、価格は上昇し10%以上の含み益になっています。
②配当控除が使えないから
配当金には20.315%かかりますが、配当控除を使うと最大7.2%まで税率を下げることができます。J-REITは配当控除を使うことができないので、NISAで購入する価値は高いと判断しました。
特定口座で購入するか結構悩みました😩
オールカントリーを購入した理由
私はつみたてNISAで2023年まではS&P500を積み立てていました。新NISAでオールカントリーも購入した理由は、40年後はどの国が優位になっているかわからないと感じたからです。つみたてNISAの非課税期間は20年です。20年くらいならアメリカ優位は揺るがないかと思いました。しかし、NISAの非課税期間は恒久です。どの国が成長しても良いようにオールカントリーにしました。
2024年3月末のポートフォリオ
資産割合
2023年1月は現金の割合が37%でしたが、そこから45%まで増加しています。これは、収入から投資に回す割合が少なかったためです。生活防衛資金は貯まっているので、今後はペースを上げて株式を購入したいと思います。
投資信託も購入していますが、中身は株式なので株式に含めています。
ドル建てのMMFや職場の積立年金は現金に含めています。
金や債券は購入していません。株式と現金のみの方が分かりやすく状況を把握しやすいと感じています。
資産がある程度貯まったら安定を求めて債券に投資するかもしれませんが、今はその段階にはないですね。
株式ポートフォリオ
次に全資産の55%を占める株式の中身を見ていきます。
新NISAで投資信託の購入を進めたところ、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)とeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)の合計で37%になりました。今後数年は投資信託を中心に買っていく予定なので投資信託の割合はますます増えていきます。
2024年に入ってから米国個別株の売却を進めました。2021年ごろに購入した銘柄が下落して塩漬け状態になっていました。今年、特定口座の投資信託を売却してNISAで買い直した関係で利益がでていたので、米国個別株の損失を合わせれば、払う税金が減るとの思惑で売却しました。
結果はボロボロ
勉強になりました…
- アファーム(AFRM) -54%
- ユニティー(U) -70%
- マルケタ(MQ) -72%
現在保有している外国の個別株は、TSMC(台湾)、アップル(米国)、ユニリーバ(英国)、マイクロソフト(米国)、ロイヤルティ・ファーマ(米国)です。どれも配当が出ます。
今後の方針
NISA枠で投資信託を購入
まずはNISA枠を使い切ることを優先します。1800万円はそう簡単には使いきれませんが、無理せず自分のペースで積み立てていきたいと思います。NISA枠は投資信託を買うことをベースに時々の情勢に応じて方針を考えていきます。
手に入れたドルはMMFへ
円安が進んだ現在、配当金や売却で手に入れたドルは貴重な資産です。円に変えるのではなく、ドル建てのMMFを購入しています。MMFは値動きが少なく、アメリカの金利が高い2024年4月末現在は4.8%ほどの利回りになっています。高配当ETFよりリスクが低いのに、高いリターンが得られることが魅力的です。金利が低くなる、もしくは高配当ETFが下落するまではMMFで運用しようと思います。
MMFについてはこの動画が分かりやすかったです!
https://youtu.be/24mU7p_YxnE?si=x5vCdK2W5HpZfNpW
高配当株はタイミングを見て購入
NISA枠を投資信託で埋める方針なので、高配当株の優先順位は下がります。買うタイミングとしては、価格が下がっている、かつその年のNISA枠を使い切っているときを想定しています。全体が下がっているときであれば、高配当株ではなく投資信託で十分だからです。
高配当株は売るときのことを考えなくて良いので、出口戦略が楽です。NISA枠を使い切ったら再び高配当株を買うようになるでしょう。
NISA枠は10年以内に使い切りたい!
おわりに
2024年に始まった新NISAは私の投資方針にも変化をもたらしました。これまでは配当金を得ることを中心に考えていましたが、NISAと投資信託の相性の良さから投資信託を中心に買う方針になりました。しばらくは配当金はあまり増加しないと思います。
新NISAを生かすことで、経済的自由が大きく近づきます。積極的に活用していきましょう!
それでは、また👋
※投資は元本割れのリスクがありますので、自己責任でお願いします。
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